美味しいコーヒーの淹れ方(ホット編)

(アイス編はこちら)

 

☆新鮮なコーヒーを使用しましょう。

☆抽出する液体の量に応じたコーヒー粉の分量を使用しましょう。


 

ペーパードリップ式

 

最も一般的な清潔で簡単に本格コーヒーをいれる方法。

 

(1)器具とコーヒーカップをあらかじめあたためておく。

(2)ペーパーフィルターのシール目を交互に折り曲げ、ドリッパーにセットする。

(3)杯数分のコーヒー粉(1杯あたり10~13g)を入れる。(1杯120~150cc)

(4)沸騰した湯を少し落ち着かせてから、粉全体にゆきわたるように注ぎ、20~30秒蒸らす。

   *注ぐ湯の量はドリッパーから2~3滴落ちる程度で蒸らし時間は長過ぎないこと。

(5)蒸らし後、1回または数回に分けて湯を注ぎ抽出する。

   *抽出温度は85度前後がよい。温度が高いと苦めのコーヒーになる。

(6)サーバーに目的の量のコーヒーが抽出されたら出来上がり。抽出時間は2分半~3分。

   *ドリッパーから抽出液が落ち切らないうちにドリッパーをサーバーから外す。

 


 

ネル・ドリップ式

 

ネルのこし袋に粉を入れ、上から湯を注いでコーヒー液を抽出する方法で、コクのあるおいしいコーヒーがたてられます。

 

(1)ネルは水でよく洗ってから、よく絞って水気をとる。

   *新品のネルは、布についたノリ気を完全にとるために煮沸する。

(2)ネルをサーバーにセットし、杯数分のコーヒー粉(1人分10~13g)を入れる。

(3)沸騰した湯を少し落ち着かせてから、粉全体にゆきわたるように注ぎ、20~30秒蒸らす。

   *注ぐ湯の量は下からから2~3滴落ちる程度で蒸らし時間は長過ぎないこと。

(4)蒸らし後、数回に分けて湯を注ぎ、2分半~3分で抽出を終わらせる。

   *抽出温度は85度前後がよい。温度が高いと苦めのコーヒーになる。

(5)目的の量のコーヒーが抽出されたら出来上がり。

   *ネルの袋から湯が落ち切らないうちにサーバーから外す。

 

ネル袋の保管方法:抽出を終えたネル袋は、洗剤を使わずによく水洗いし、袋全体を水に浸して冷蔵庫で保管してください。これは、コーヒーの脂肪分が酸化して悪臭を放ってくるのを防ぐためです。

  


 

 サイフォン式

 

空気圧を利用した抽出法です。香り高いコーヒーが出来上がるプロセスも楽しめます。

 

(1)ロートにフィルターを固定させ、コーヒーの粉を人数分(1人分10~13g)計って入れる。

(2)フラスコに人数分の2割増し程度の湯を入れる。

(3)フラスコは必ず外側の水滴をよく拭き取ってから火にかける。

(4)フラスコの湯がロートに上がりきったら、竹べらで湯とコーヒーを軽くまぜあわせる。

(5)火を消してから30秒くらいで、フィルターにこされたコーヒーが下のフラスコにおりてきて、出来上がり。

 

フィルターの保管方法:洗剤を使わず良く水洗いして、水に浸して冷蔵庫で保管してください。